not too late

音楽と本と映画と日々⑅︎◡̈︎*

風の強さがちょっと心を揺さぶりすぎて

コロナ禍という初めての状況の中で、今までしたことのない特別な日常を過ごしている。友人にも会わないように、人の多いところには出かけないように、マスクを決して外さないように。
仕事をして家事をして、美容院くらいは出かける。


そんな一年半の間に、二度、体調を崩した。
コロナが無ければ「軽い風邪」または「胃腸炎」または「夏バテ」のレベルなのに、微熱に慌てたり、ノドの違和感にドキッとしたり、身体の怠さに落ち込んだりした。
体温計を何度も何度も脇に挟み、0.1度の上がり下がりにナーバスになる。


もし感染していたらどうしよう。
昨日仕事で一緒にいた人に何てお詫びをしよう。お詫びなんかじゃ済まないことになったらどうすれば良いのだろう。


そんな一日は長く感じられて、二日目、三日目…体力よりも気持ちが疲弊してしまう。


一週間もすれば、また元通り元気になる。
なんとか仕事にも穴を空けず、これから先の予定を意欲的に考えられるようになる。
ああよかったと窓から空を見上げ、棚に置いている父母の写真を見て泣きそうになった。


もう、コロナの記事は読むまい。
報道も見ない。
私は知らない間に、ものすごく影響を受けていたんだな。
そして、時間に追われて追いかけて、人の言葉に追われて追いかけて頭の中をぐるぐるにする日々をやめてしまおう。
洗濯物が畳めなくても、食器を洗えなくても、買い物に行けなくて夕飯が粗末でも誰も咎めないのだから、ごめんねと笑うことにしよう。


「気晴らしにちょっと出かけない?」
今朝、友人が誘ってくれた。
ありがとう。
ぜひぜひ。

 

 

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