not too late

音楽と本と映画と日々⑅︎◡̈︎*

IN/SECTS magazine

冬の寒さは好きじゃないので、師走に入ってもなんとなく緩い気候はありがたい。

日々の反省は、午前中の時間の使い方。

6時に起きて、8時過ぎには家族を送り出す。その間に、食事を作り、食べた食器を洗い洗濯機のスイッチも入れる。

一人になったそこからがイケナイ。本とスマホと新聞がイケナイ。手帳もイケナイ。

洗いあがった洗濯物を干している途中で本を読む。

散らかった部屋を片付けているはずなのに、思いついてスマホを見る。

化粧をする手を止めて立ち上がり、カレンダーと手帳を合わせ見る。

もう11時。

仕事のメールの返信を書く。そうそう、あの部屋の窓を開けておかなくては。

そうそう、髪を巻かなきゃ外へも出られない。

友人から電話で長い愚痴を聞く。くるしい。

別の友人から映画に誘われる。うれしい。

そして正午。だめだわ。

 

近くの書店で、『IN/SECTS』という本に出合った。

小さくて薄い本にしてはちょっと高価だなと感じたけれど、これがとても興味深い。

How To Make a 'good shop'が、ギッシリ詰まっている。

「いいお店」って何だろう。

お皿の上だけ、商品だけ、つまり結果だけを求めて店を訪れるよりも、きっと有意義な時間になるんじゃないだろうかと

本を置いて、もう一度返信メールを開ける。

さっき急いで書いた四角四面の文面を、すこーしやわらかく書き換えよう。

相手の人のお顔を想像しながら…と、思い直せるようなmagazine。

 

 

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