not too late

音楽と本と映画と日々⑅︎◡̈︎*

この世で一番キレイなもの(早川義夫)

いつの時代から「正直」だけで生きていけなくなったのだろう。

利便性のある嘘は、暗黙の了解で世の中にたくさんある。

建前の決め事は、守られるために作られていない。

見えないフリ。聞こえないフリ。

強いものには巻かれるか吠え返すか。

弱いものには関わらないのか関われないのか。

正直者は馬鹿を見るけれど、馬鹿正直に突き進むのも人を困らせたりする。

とかくに人の世は住みにくいなぁと、何かにぶつかったとき感じる。

 

たまに、とても優しい人がいる。

優しい言葉を当たり前のように人にかけられる。

望んでないことを突然されても、あら良かったねぇとか、わぁ素敵ねぇと言える。

私は素直じゃないので、そんなことが言えなくて自分がめんどくさくなる。

 

そんなとき、この曲を思い出してみる。

綺麗事を言っているのでなく、説教じみてなく、ただあるがままを書いている。

早川義夫は、先に本を読んで、それから音楽を聴いた。

アマタがこんがらがったとき、そのモヤモヤがすーっと消える。

 

いい人はいいね 素直でいいね

キレイと思う心がキレイなのさ…

 

だからって、いい人にはなれないんだけどね。

 

 

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