not too late

音楽と本と映画と日々⑅︎◡̈︎*

斉藤和義 弾き語りツアー 2019

斉藤和義はなぜカッコいいんだろう、と改めて思う。

色んな"カッコいい"があるんだけど、この人の不思議。

 

一昨年のライブは弾き語り。昨年はバンド。そして今年は弾き語り。

その間に、中村達也とのユニットMANNISH BOYS の活動。

ドラマの主題歌、映画の主題歌、東京スカパラとライブ…

 

なのに、地方の小さな会場を忘れない。

そして、「なんか毎年来てるよねぇ…好きなんだよね…ここ」とポソリと言う。

 

ヘアスタイルもいい。

娘に言わせると、あの髪はNGらしい。世代の違いなのか、好みの違いなのか。

 

何よりギターが良い。専門的なことはわからないけど、聴き惚れる。

弾き語りのライブはステージにひとり。たくさんのギターを並べている。

それら一つひとつの名前を知りたいな。

名前というのか銘柄というのか分からないけれど、確かに、それぞれのギターは、音の湿度や温度、繊細さや太さ、響き方も異なっていて興味深い。

 

そして声が良い。甘いのに力強く、せつないのに冷たい。

私的には、静かに聴ける弾き語りライブが好きなので今年は嬉しかった。

堪能した。

 

この町の会場はかなり古く、数年先には移転して新しくなる。

どんどんメジャーになって忙しくなって、小さな会場に来なくなったアーティストも多い。

出来るなら、これからも彼のギターと声を近くで聴けますように。

 

 

f:id:marico1209:20190527083842j:plain