not too late

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Hidden Figures(邦題『ドリーム』)

 

年が明けたとき、自分の今年の抱負を

「背中を伸ばして前を向く」

に決めた。

ことを、この映画を観て思い出した。

 

『Hidden Figures』は、邦題『ドリーム』として2017年に公開されている。

舞台は1962年のアメリカ。

初の有人宇宙飛行を成功させるため、NASAでその計算能力を活かし、素晴らしい貢献をした黒人女性達の実話を基にしたストーリー。

 

人種差別は、今も根深く残っている問題だけど、当時は酷いものだったと改めてわかる。

そんな劣悪な環境の中でも、彼女たちは自分の在り方をしっかり心得ながら、一つひとつ自己実現していく。

立ちはだかる障壁に闇雲に反発するのではなく、自分に誇りを持ち胸を張って突破する。

時には怒り、時には悩み、時には笑って愛し合って慈しむ。

かっこいいんだよね。

 

私には彼女たちのような秀逸な才能も無いし、誇れる要素も無い。

だけど、彼女たちのスッと伸びた背中に見惚れながら、コンプレックスや弱さを放し飼いにしていたことを反省した。

柔らかく柔らかく、背中に一本筋を通して前を向いていられたら。

本年度が始まるときに、この映画を観たのも何かの由縁。

さぁ、胸張っていこう。

 

 

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