今年度は、なんだか仕事時間が増えている。
それに合わせて、生活時間が不規則になっている。
そして朝起きて夜寝るまで、時計ばかり見て、時間の計算ばかりしている。
空いた時間に美容院へ行き、帰りに寄り道をした。
懐かしい大学構内を日傘をさしてユラユラ歩く。
暑い日差しの中、遠い山並みも近くの銀杏の緑もゆったりと風に揺れる。
斉藤和義の『歩いて帰ろう』を思い出す。
急ぐ人にあやつられ 右も左も同じ顔
寄り道なんかしてたら置いてかれるよ すぐに…
この曲は、1994年『ポンキッキーズ』のオープニング曲でヒットした。
でも、当時自分の思う音楽活動が出来ず悶々とした気持ちを歌詞に書いたと、何かで読んだことがある。
Twitter一年目で、アカウントを削除した。
心優しいフォロワーさん達に恵まれて楽しかったのだけど、やはり、私には彼処は急がし過ぎた。クルクル回る情報に、クルクル目が回る。
田舎のネズミが、Twitterという都会に出てみたけれど、田舎が恋しくなったような気持ち。
削除して、なんだかホッとした。
急ぐ街を見下ろして のんびり雲が泳いでく…
仕事もプライベートも、自分の思うように出来なくて当たり前なのかもしれない。
でも、急ぐ人にあやつられるのは嫌だな。
たまには、のんびり歩いて帰るのもいいね。