not too late

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ドラマで始まる恋なのに(サザンオールスターズ)

秋になると聴きたくなる曲の一つに、サザンの『ドラマで始まる恋なのに』がある。

これは、1996年に発売された12枚目のオリジナルアルバム『Young Love』に収録されている。

その後、なぜか『バラッド』などのベストアルバムにも収録されず、ライブでもたぶんまだ一度も歌われていない。

こういう曲を"レア"と言うのだろうか。

 

長く活動を続けているどのアーティストにも、こんな風に、たった一つのアルバムでしか聴けない曲があるんじゃないかと思う。

 

その曲が秀逸で、何年経っても好きで、聴くたびに心切なくなる。

可愛い睫毛の先まで恋焦がれてたひと。

死ぬ程愛してせつない言葉で抱きしめたひと。

あの夏の恋が思い出に変わる…

 

今日は、少し遠くの友人の家まで車を走らせた。誕生日のお祝いにランチをご馳走になった帰り道、いつもは通らない農道を走る。

頭を垂れて風に揺れる稲穂や、薄い秋雲が重なる済んだ空を見ながら、この曲を聴いた。

 

ふと、サザンのライブ限定曲の歌詞が頭に浮かぶ。

  

   あの日から何度目の夏が来ただろう

   出逢ったり別れたり繰り返し

   美しい思い出も大切だけど、人生はこれからを夢見ることさ…

 

来年の秋もまた『ドラマで始まる恋なのに』を聴きたくなると思う。

その時、新しい思い出を一つ積み重ねていられたら嬉しい。

 

 

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