前回の記事に書いた"読みたい本が見つかる小さな本屋さん"が、大きな本屋に並べられた『日本の小さな本屋さん』の中に掲載されていた。
和氣正幸さんというライターが、小さな本屋の魅力を伝える「BOOKSHOP LOVER」という活動の一つとして発行した本。
全国津々浦々にある、特別な唯一無二の小さな本屋さんが23店、紹介されている。
頁をパラパラとめくって、自分の好きなお店を見つけて、思わずニンマリとする。
それに、本屋にあるのは本だけではない。
店主が本を通して来てくれる人に伝えたいもので溢れている。
それは音楽かもしれないし、空間そのものかもしれない。
漂う匂いもそうだろう。それらすべてが合わさって、その本屋を構成している。
店主さんの人柄も大きな要素だし、伝えたいものを押し付けないで漂わせるのも魅力の一つ。
有名ではないけれど、意外に皆んな知っている。
中に入るのは最初に勇気がいるけれど、二度目からはワクワク感がある。
あなたの町にもきっとあるんじゃないかな。
ちょっと勇気を出して、ドアを開けてみてほしい。