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四度目の浪花節 ( 川上弘美 )

一年ほど前から、同世代の友人がヘアカラーを止めた。
顎のラインでバッサリボブにして、ブラウンの半量ほどが白い。
もともと個性的なセンスを持つ彼女にとても似合っていて、おしゃれなのだ。

良いかも。

気になっていたとき、雑誌ku:nel 1月号にそんな特集を見つけた。
すぐに買って、美容院へ持参。
「そろそろお洒落なシルバーヘアに」とお願いしたけれど、「まだまだ」と即却下されてしまう。

やはり、白いアタマをお洒落に見せるには、かなりのセンスを要するのだろう、

まだ当分ヘアカラーをしなくちゃならないのかな。


そんなことを思う帰り道、ふと、川上弘美の短編『四度目の浪花節』で、年下の廉ちゃんと四度目の再会をした央子の台詞を思い出した。

「ねぇ、あたしのあすこの毛が、半分くらい白髪になっちゃったこと、廉ちゃん、知らないでしょ」

白髪なんておばあちゃんのシルシみたいだけど、この台詞が妙に色っぽい。
白くなるって、案外捨てたものじゃない。

 

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