朝、台所で『a love song』を聴きながら、じゅうぶん大人になった娘のお弁当を作る。
週末には、もう一人の娘家族がやってきて、大量の夕飯を作る。
時には地域のボランティアにも参加して、先輩女性のご指導を仰ぐ。
慣れない決め事に戸惑い、息子ほどの営業マンに「天然ですか」と笑われ「そうですね」と応える。
日々の仕事では、無い知恵を絞り、ただ一生懸命動く。
そして眠る前、ベッドで一人、また『a love song』を聴く。
普段はどんな私でも、この曲を聴くとき、自分自身に戻れるような気持ちになる。